「冬の暖房時に家から逃げる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは約半分。
夏の冷房時に家に入る熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは7割以上になります」
LIXIL web より
家を建てるとき、窓は目であり顔であり。
いっぱいあったほうが採光や空気の流れの面は有利になりますが、
その反面、冷暖房効率を落とす原因にもなり得るわけです。
せっかく家の断熱性能を上げても窓がダメだとダメ。
配置や個数の問題ももちろんありますが、
今は窓そのものの断熱性能が問われる時代だということです。
断熱性能のみをとれば窓枠は樹脂、あるいは木製が最高でしょう。
でも20年、30年、数十年と住む家の話しですから耐久性もそれなりの目で見ないといけない。
だから「アルミ枠は罪だ!」というプロもいれば、
「耐久性を考えれば金属枠に勝るものはない」というプロもいる。
技術的には日進月歩、ガラス(Low-e)そのものの性能も相当上がってるようですので
今の主流となると外枠アルミ、内枠樹脂の複合?に、なるのかなぁ〜
設計者の意図や施主の考え・予算にもよるところなので、何が正解とは言い切れませんが。
樹脂サッシのメリット・デメリット (外部サイト)
まぁ家づくりはそれだけじゃないですけどね。
とりあえず机上やネットで学習して頭でっかちになって、
プロの意見を聞いて、それらをかみ砕いて自分のものにする。
素人なりにもソレをやるとやらないじゃ大違いです。
なんであれ検討してるときがいちばん楽しい時間です。
皆さんの家づくりがより良いものになることを願ってます。
2018年11月7日
www.yamada-engineering.jp