■VW 2014/12
基本的に新規のお客様の仕事はもう請けないようにしてるんですが・・・ご意思は固く、「ダメでもいいからやってください!」と。
そこまで言われると断る事情もなく(笑)。どうやら整備に関し、今までいろんな思いを経験されてきたようです。
可能性のある箇所を開示し、ひとつひとつ潰していく方向でご了承をいただきます。
とはいえ当然ながら聞く・見る・触るから入るわけでして。(まずはアナログぅ〜な対応)
それらを終えた後、本丸その1=点火状況のチェックに入ります。
エンジンカバーを外そうにもコイルを外そうにも・・・ガッチリ固着して外れゃしねぇ。(笑)
普段から取ったり外したりしてる(と、思われる)ハリーさんGOLF号とは大違い。(爆)
悪名高きコイル。なんたってふつーに外すだけで崩壊することがあるくらいですから。
カプラーのロックも何故か下向き。「VWよ、そんなにオレたちの邪魔をしたいか?」って感じで。
燃料系or点火系のいずれかを疑って開始しましたが「本丸その1」で犯人はすぐ見つかりました。
左が現車のもの。右がnew!です。まぁリコールも出たコイルらしいですが、しれーっと形状も変わってます。w
未燃焼ガスが下がることによりエンジンオイルがガス希釈された可能性もあるので、それも説明し、合わせて交換します。
「整備書で確認しろ」などという無責任なフォルト(00768、00769)も消え、チェックエンジン消灯⇒終了。
納車時はこちらがビックリするくらい!のオーナーの笑顔と喜びの言葉。
曖昧な話しの中お任せいただき、ありがとうございます。生涯忘れることのできない整備の一つになりそうです。
こちらも下向き。vw/audiさん、あとのこと、考えてますか〜?
そろぉ〜っと入れないとオイルがあふれてしまうという、この世代のフィラー形状にも疑問を感じます。
技術や整備性は進歩するものと思ってましたが、そうとばかりは言えないようです。
■VW 2014/11
kちゃんゴルフの続き。アクセルワイヤー交換してます。出てるところはカンタンなんだけど・・・
左にあるべきモンを右にしちゃってるからリンクのエンドがブロアモーターの奥底にある!
手探りでようやく換えることができるなんて・・・VWめ、な〜んも考えてねぇな、こりゃ。
それとDで一本だけ換えられたというバキュームパイプ。A+Bの構成になってるんで「二本同時交換がセオリーだよー」
と、オレはそのDから教わったんですけど。w 世の中、どんどんヘンな方向に行っちゃってる気がしますが・・・
そこまでしても出るわ出るわ。(笑)
キリがなくなるので(笑)相談の上、安全に支障がないところは先送りすることに。
でもこのGTiに携わるのもこれが最後かもしれませんので・・・少しだけ、心残りです。
しかしTE2HIROはコーティングのメンテナンスだけしてタイヤ換えていかなかったけど、大丈夫かぁ?
不動のハリーさんゴルフ5号。25万kmを目前にしてどうやらフューエルポンプがトラぶったらしい。
上に背負ってるこのユニットご臨終の場合はフォルトが入るそうです。
バンド止めじゃないのでちょっと悩みましたけど、VWからもらったマニュアルに「押す」とありました。
わかってしまうと楽チン♪なんですが、このロックとOリングで燃圧を抑えてると思うとちょっと怖いかもね。
お掃除して⇒ロックリング外して⇒NEW!パッキン+NEW!ポンプ組み付けておしまい。
同じ純正ですが改良されてるのかな?だいぶ形状が違います。
ネットで安っすいのが出回ってますが、こういったところは社外使っちゃ絶対ダメ!ですよ。
ついでに。オイルレベルセンサー(ゼンダー)の断線修理。ちぎれてなくなってますが、1、2、3の色配列は画の通り。
配線の端子を組み付けるにはハーネスのロックを画のように外してから組み付け⇒ロックします。
組み付けてロックしたところ。配線裏のシールゴムがついてこないのでシール剤で固めます。
あとは各々が「美しい」と思える配線方法で整えるだけ。右は今回の修理に使った部品と番号です。
よく配線がちぎれて無くなってる車があるのにネットで探っても詳しいサイトがなかったので長めに説明しときます。
vw/audi ともこの配線・配列は同一だと思いますが、ディラーに確認しながら進行することをお勧めします。
ここまでしても消えない断線信号。w カプラーの相手側端子が跳ね上がってるところまで見つけましたが原因は本体か?
ここまでくると「ついで」じゃなくなってくるので⇒オイル交換を済ませ、ひとまずココで終了。
いつか消えてくれる日が来るでしょう。当面の目標走行距離まであと5万kmちょっと!です。
タイヤ交換もろもろ、画像をもらい損ねた皆さんゴメンナサイ!そして、ありがとうございました!
■VW 2014/10
スタッドレス交換第一号!最近は「休みにしか乗らない」そうですけど・・・錆びたローターが物語ってますね〜。
ところどころの修繕と整備もろもろ。みんなわざわざ駆けつけてくれてることに感謝!
う〜ん、それにしても診断機あてると出るわ出るわ(爆)。さすがVWです。
各々の思いを乗せて。夜のランニングチェックに出かけるのであります。
■VW 2014/9
納車前整備ががっちりやってあるGOLF。当たり前を当たり前にこなしますが・・・
ブレーキフルードタンクの汚れが気になったのでちょいと抜くと、まるで抹茶ラテのような黄緑乳白色の液体が。w
記録簿によるとこれも換えてあるはずなんだが・・・念のためココだけは交換させていただきました。
フォルトを見て全チェック終了⇒車検も無事通過してオーナーの元へお届けいたしました。
まだこんな距離なのに・・・マスターバックバキュームパイプ亀裂劣化!
車で考えられ得るトラブルで一番の問題は「止まれないこと」。これ常日頃からお客さんに話してます。
その要因に関連するコイツが劣化してもリコールにすらならないとは・・・VWにプライドは無いのか?
ついでにいろいろ見てね、と頼まれたので各部チェックしてます。
このオイルセンサーの配線もおそらく雪のことなど考えずに配置されたものでしょう。
豪雪地帯に住むオーナーの元で、はたしてどれくらい耐えてくれるのか?
■VW 2014/7
いつものオイル交換ですがVW純正フィルターカラーが黒からグレーに一新された?みたいです。
見慣れぬ色艶に新鮮味をおぼえるのはオレだけか?どんな気分の変化なんでしょ?
■VW 2014/6
A3/5共通の、このシャーシも同じようなトラブルが見受けられるようになりました。
まぁウィークポイントというより経年劣化ですね。
コントロールアームのブッシュは車上で交換できるので作業は比較的容易です。
部品課のスタッフ曰く、「VW・・・というより、POLOのお客様からの要望が多い交換ヶ所」なんだそうです。
一般の方がなかなか目の届かないヶ所ですが、どうやって気付くんだろ?
メンテナンスを経て尚乗り続ける皆さんが多いことに感謝しなきゃですね。
中古で購入された6ですがなんとドレンパッキン無しで(!?)シールテープで組んでありました。(汗)
オイルパンにできた段付きはいかんせんどうしようもありませんが・・・今後が気がかりです。
■VW 2014/5
ほぼ「自分でやる!」という元気な若者。
ですがオイルクーラーブロックのアダプターがフィルターと仲良くなってたのでウチに駆け込んできました。
まぁ理屈がわからないと大事になるかもしれませんからね。確認&説明させていただきました。
7年2万km!なんか今月は「!」マークが多いなぁ。。。
大事に乗られてるレベルを超越する一台でした。
■VW 2014/4
定期メンテナンスはオイル交換+ワイパー交換。
リフトアップしたついでに余計なモン見つけっちまいまして(汗)、脱落する前に交換です。
それにしてもVのパーツがまだあるとは!ビックリしました。
sinちゃんも例に漏れず子育て世代。3万kmを超えてた年間走行距離もわずか数千km。
オレにお手伝いできることはといえば車検とタイヤの付け替え作業になりました。進化・・・か?(笑)
雨ざらしのボディはさすがに撥水性能の劣化が見受けられます。
でも皮膜そのものが失われるわけではありませんので、メンテ後は見事復活!なのであります。
気になるところといえば・・・車検に出した後で変化したんじゃないか?というクーラントレベル。
sinちゃんのもそうだったし、YMKさんのもそうだったし、ちゃんとエア抜き作業、されてんのかなぁ〜。
そりゃ真面目にやろうとすると付っきり&一日がかりですけど、手間隙の問題じゃありませんよね。
またまた遠ぉーく埼玉から通っていただきました。なぜお相手いただけるのかわかりませんが(笑)いつもありがとうございます!
ほら、見て見て。このクーラントレベル。なんかイヤな感じですよね。
で、作業後にノートPC見せてもらって⇒オリンパスのTG-1というオールウェザーコンデジの話題で盛り上がりました。
今までそれらの写りにあったいい加減さが微塵も無く、一眼で撮ったんじゃね?と見紛うばかりの光の捉え方にビックリ!
う〜ん、また悪い虫(物欲)が騒ぎそうです。竿とかリールとか、買ったばかりなのに・・・
■VW 2014/3
エステルも耐久性に言及すれば捨ててもいい拘りか?耐久性重視で見直せば!ちゃんとありますMOTUL 8100X-CESS♪
電池交換一つとっても記憶がぶっ飛んでる今日この頃(老化w)。少しずつ現状を見直すべき時期なのかもしれませんね。
■VW 2014/2
ワコーズのトリプルアール×いつもの人柱?はshinちゃんトゥーラン号で!
この車もイヤな位置にフィルターがあるな〜とか、なるほどDSGのリコール箇所はここか!などなど。
オイル交換のついでにいろいろ勉強させてもらうのは人柱の人柱たるところで(笑)。
■VW 2014/1
エンジンのかかりが悪い+水温が上がらない原因はコレ。
フォルト自体は水温ゼンダーを示してたので念のため交換します。(腐ってるな〜)
大変なのはむしろここから。輸入車のエア抜きは慎重に+時間をかけてやらないとね。
「全システム異常なし」な〜んて出てくれるほうが珍しい(笑)。まさにミラクルです。
ゴルフの崩壊したクラッチペダル。本来ならSSTが交換の際に必要なんだって。(そんなん持ってねーぞ)
ヘルパースプリングが利いてるのでコレを外す必要があるんですが、ペダルが奥まったこの位置ならテコの原理で外せます。
もちろん正規の方法ではありませんが、オレの場合ブラケットを支点にしてドライバーでクィっとして外しました。
見ても何が壊れてるのか?わからなかったクラッチペダル本体。溶接が取れて+曲げの部分から折れてるの、わかりますか?
他でこんなトラブル聞いたことがありません(笑)。それに新たに届いた部品を見ても対策されてる様子もありません。
「また壊れるとしても10年後」くらいに考えてるんでしょうか?さすがVWです(爆)。
「異音」と戦うべく第一歩。クタクタになったスタビリンクを交換しました。
コーティングメンテナンスOK!オイル交換OK!がしかし宿題は続く・・・