■VW 2012/12

 

メーカー保証の切れはじめ、いよいよ2007年車〜のご依頼を頂くようになりました。トゥーラン車検です。
ぐっつら雪が詰まってて四苦八苦しましたけど(笑)、要所はちゃーんとチェック!車検に臨みます。


 

バッテリー換えた後でチェックランプがばばばーっと3つほど点灯。走ればいいんかな〜?とVWに確認すると「走ってください」と。
直進状態で数メートル、ホイールセンサーが読み込んだ時点で横滑り、ABS、タイヤマークとも消去完了。


 

驚いたのはブレーキフルードタンクの位置。画ではわかりにくいですが、すげー奥まったとこに居座ってます。
ペットボトル使ってSST製作しましたけど、もっとこう、換えるべきところは整備製を前提に作って欲しいですね。
ゴルフ4もやりにくいですけどトゥーランはまた別格。最近のVWは皆こんなんか?文句ばっかりですけど(笑)。


 

そして今月もまた皆さんに定期オイル交換にお立ち寄りいただきました。いつもありがとうございますっ。




ぐっつらオイルの減るVW/audiにwako'sパワーシールド使ってますが、これだけでは極端な改善は望めません。
1000km/1Lを失うようにしたくなかったら!万単位km/毎の交換を推奨するメーカー指示など信用しないことです。


■VW 2012/11

 

しんちゃんのトゥーラン。タイヤ交換×ついでにオイルチェンジ!です。


 

フィルターが逆さまについてて「VWって○ホですか?」って感じですけど(笑)、気をつけなければならないところがもう一つ!
ちょーしこいてオイル入れるとなんと溢れる!のダ。4L入れるのに5分くらいかけるつもりならOKなんですけどね。なんだかなー。


 

kちゃんのWGTiは車検に備えての定期作業。新潟ならまんま行けるんだけどね。郷に入ったら郷に従え、なんです。


■VW 2012/10

 

こちらもタイロットエンドNG。ブーツの亀裂です。さらにナットを緩めようとしたら固着してたのでガッツリ壊してます(笑)。


 

応急処置として国産車用として供給のある「ブーツのみ」の交換で対応です。プックりしててなんか不恰好ですがご容赦を。
あとはスタッドレスを履かせて車検準備完了。終わるころにはすっかり日が落ちてました。


 

目視してわからないことも多々ありますが、イマドキは車が「あこが痛い」とか「ココが痒い」とか言います(笑)。便利な時代です。


 

こちらサイドステップ装着車・リフトアップポイント記録用。


 

使用部品について「安いほうがいい」とか、「社外品でいい」と思ってる皆さーん、粗悪品が出回ってるのでご注意ください!
これは‘VAICO’っていうメーカーのオイルフィルター。ご覧の通りカートリッジ内部で崩壊してました。(
ウチでは扱いません)


■VW 2012/9

 

ビルシュタインの車高調。整備所に従って数値を仮決定⇒組み込みに入ります。


 

私の場合は固着防止のためのシリコングリスを塗布⇒ねじ込んで馴染ませて⇒余分な分を拭き取ります。


 

さらに柔らかめのスプレーグリスを吹きつけ、余分を拭き取って⇒仮締め。まずは前後ともコレを行います。


 

組み付けはマウント部を新調&お掃除しながら進行。これはいつも通りです。


 

進行していく上でサビなどの補正を行いながら⇒あとはリフトから降ろして実際の高さを決め、アライメントへと移行します。


 

今回はストローク上限の設定になりましたがタイヤ(8×17BBS)とのクリアランスはギリギリです。見た目も程よくまとまりました。


 

アライメントの外注さんまで走る距離がちょうどいいチェックコース。キャップを着けず、緩みなどないか?目視します。


 

これで足回りはカンペキ♪なんですけど、まぁセオリー通りといいますか(笑)あれこれ発覚いたしまして。


 

ついでにそれらを交換⇒チェック終了いたしました。長らくお待たせしてすいませんでした。


 

さてこのWGTiは「送り」でデジタルスピードECUチューニングもやってます-☆ 詳細はコチラで。


 

サイドステップ+リフトアップポイント記録用。


 

Vフロントハブベアリング交換の図。いちばん要の・・・ハブからの抜き差しの画像を撮り忘れたのだ(汗)。




部品?こういった場所はもちろん純正でしょ。純正でもあてにならないのに社外なんて考えられませーん。




今月はVW月間かぁ?ってくらい、多世代のゴルフくん達にお立ち寄りいただきました。皆様ありがとうございました。


■VW 2012/8

 

今や懐かしい整備の一つになってしまったVのサーモ交換。普通はポンプのついでにやる仕事なんですけどね。
だいたいいつトラブってもおかしくない部品が重力に逆らって付いてるんですから、恐るべし!?VW!なんです。


 

んでね、このパワステポンプのセットボルトがナメてる車が非常に多いわけですよ。
前に整備した人が悪いんじゃないですよ。これ、どうみても構造欠陥なんで、ロングボルト&ナットで解決♪します。
水を抜くついでにヘッド脇のゼンダーも交換しました。これもセオリー通りです。


 

夏バテ(オーバーヒート)ぎみだったクーラントにこれ、wakosのクーラントブースターです。
ワコーズはあいかわらず怪しさ満点ですけど(笑)、消泡作用で渋滞+エアコン作動時の水温上昇が解決してしまいました。


 

も一つwakosのお薬。こちらは1000kmで約1Lのオイルを消費してしまうようになったGOLF4への添加。
俗に言うオイル上がりの症状もVWに言わせると「普通」なんだとか。w
そんなおバカな現状にいつまでも付き合ってられませんのでパワーシールドで対策♪結果が出るのは数ヶ月先です。


 

遠く千葉でガンバってるkちゃん。里帰りのついでにオイル交換にお立ち寄り頂きました。いつもありがとうございますっ。


 

こっちは埼玉でガンバってるMくんのGOLF。今回は車高調のリフレッシュとデジタルスピードECUチューニングのためお預かり。
部品待ちの間はやることがなーいので、ワイパー&アッパーカウル外してECU取り外す準備にとりかかりました。
ココも経年で固着してる車が多いので、気をつけないとガラス割っちゃいますからね。とりあえず無事に外せて一安心です。




車検時に発覚したタイロットのガタ。ブーツ外して確認しようとしたらオイルがパシャっと出てきました(汗)。
ガタの原因は接続部のボールで、「オイルがパシャっ」の原因はギアボックス本体のシールということになります。
ギアボックス本体、タイロット左右・・・逃れられない現実でした。


■VW 2012/7

 

お疲れさまでした!と言いたくなる18万km走行のオリジナル。今回はFSD+純正マウント類を使ってリフレッシュ!です。


 

各部洗浄+要所はちゃんと荷重をかけて締め込みます。ポン組みはNGですよー。


 

フロントハブBGもガタ&違和感ありでした。それにしてもよくがんばってくれたと思います。


 

新調されたフロント×亀裂は無いですが、グリス漏れが認められたシャフトブーツもこの際交換しちゃいます。


 

げっ!開けてビックリ!中のグリスはほぼ出払ってしまってました(汗)。
幸いBGに違和感はありませんでしたので、洗浄+グリスをたっぷり補充+リフレッシュです。


 

トーイン調整とランニングを兼ねて三条まで向かいます。ところがまだゴロゴロ感が消えません。


 

犯人はコイツ。ガタはありませんがリアの転がりに違和感があることが発覚。
そしてその原因=リアハブベアリングには30mm or 32mmと種類があるそうで。w


 

ええい、ここまできたら・・・と考えたかどうかは不確かですが(笑)、目指せ30万km!に向けてこちらも左右交換しちゃいました。
ちなみにフロントハブBG¥33500/片側、リアハブBGは¥32400/片側。思うところ・・・VWの部品価格設定はデタラメですね。
ついでに言うとBGの止めネジはトリプルスクエアの18mmで、この工具(snap on)一つで片側の稼ぎが吹っ飛びました(笑)。


 

まぁお客さんあっての仕事ですから、今後の為にもSSTは必要でしょう。
ついでにATミッションの変速ショックもwakosの魔法の薬で緩和したことも付け加えときます。
右画像はフロントマウントの位置/outマークで、個人的な記録画像です。


 

ヒロくんの車検です。


 

当たり前のところを当たり前に進めますが・・・


 

進むべき状況はそれなりに進んでしまってるというか、そんな感じです。


 

サビの影響でちょっとヤバそうなところや経年劣化でお疲れ気味のところなどが認められましたので、
マフラーやタペットカバーPKなど、ここ2年のうちに考えなければいけないかもしれませんね。


 

ここんとこ綺麗なお姉ぇちゃんネタで盛り上がってた(?)MくんのGOLF。アンテナPK交換です。
お姉ぇちゃんはご本人にお任せするとして、スーパーハード使って「アンテナを綺麗に」しときましたよ(笑)。


 

ゴルフVのエアコンフィルターはメーカーももうほとんど在庫を持たないようです。
やぁ〜っと探し当てた社外品ですけど、今や貴重な存在ですね。


■VW 2012/6

 

エンジン落とさないよう細工して⇒クロスメンバーゆるめて⇒ゴルフVGTi、スタビラーザー交換です。


 

パットも新調♪久しぶりに見るジガのイエロー・最高峰ギャルビンは効き重視のブレーキパット。


 

フルードはwako'sのSP-4でバッチリ!サンデーレーサーは過激なのであります。


 

ゆえに交換時に余計なもの?を発見してしまいました。ロアコンブッシュ崩壊&スタビリンクガタ。w 大事な宿題ですよ。


 

アイドリングの不調を訴えられたので診断機に掛けるとミスファイア検出。
二次空気などを確認した上でプラグの点検に入るとなんと!電極が・・・ない!


 

いや〜、よくぞここまで走ってきました。速攻手配して無事終了ですが、4万kmが限界とは・・・


 

はめ込み式のコイルは固着するとどうにもこうにも言うこと聞きません(笑)。なのでこんな方法で外して⇒チェックしてます。


 

先の車検から2年/1万km。エアクリーナーほかは綺麗でしたが、ハイマウントストップランプの電球はほぼ全滅っす。


 

「エアコンの臭いが・・・」となったらまずはコレ。「距離じゃないよ。時間だよ」での登場は、このPOLOのエアコンフィルターでした。


 

タイミングベルト、タイロットエンドはぎりぎりセーフ?また頃合いをみてお申し付けいただければと思います。


 

こちらまだまだ元気!な初期6Nです。「吹けない時がある」とのことなのでwako'sの魔法の薬+イリジウムMAXを処方。
電子スロットルバルブクリーナーの「絶縁性洗浄剤」ってどんな技が仕掛けられてんですかね?なにせ便利な代物です。


 

ブレーキ洗浄時に発見したホースのひび割れ。時間があれば・・・でしたが、口頭で説明し、出張先での整備をお勧めしました。


 

新調されたエアクリーナーとソケット一体型のシフトイルミネーション。今となっては懐かしい整備の一つです。


■VW 2012/5

 

車検の事前チェック!ですが、こんなところやあんなところがダメでした。来月、やっつけましょうね!




1000km走行で1Lのオイルを失うゴルフW。「ちょっと早すぎるな〜」と、思い当たることがないか?VWのwさんに確認したところ、
「普通でーす」と、いとも簡単な答えが返ってきました(笑)。極端な車両はそーゆーことらしいですけど・・・ふざけてますな。


■VW 2012/4

 

プレイズの改良版エコピア。優秀ではありますが、この価格はどぉなんだろ?エコはそこも大切な要素かと。


 

その意味ではS001はスゴいタイヤだと思いますし、コンフォートスポーツを求める方に迷わずお勧めしちゃいます。




帰省のついでにわざわざお立ち寄りいただきました♪ホンと、ありがとうございます。


■VW 2012/3

 

「毎月、来てる気がする」とは本人談(爆)。今回はコレと、ソレと、もう一つアレまでを整備しました。(なんのこっちゃ?)
ふつーに顔を合わせられるのもお互いの意思の疎通があってこそですから良しとしましょ〜。


 

珍しいサイズだったので当年製はあきらめてましたが、ラッキーなことに持ってましたね、BS。
車に限ったことじゃないかもしれませんが、スポーツってのは永遠不滅!なのかもしれません。


 

一年ちょっとで3万kmも走ったtetsuhiroのR。タイヤがものの見事に減ってます。
そのタイヤ1本=4〜5万円也 w。今年は車に乗るのちょっと控えて一生懸命チャリンコ漕ぎましょ。


 

「いや〜、3年ぶりだね〜」「・・・何言ってんですか!?タイヤ付け替えに来てるじゃないですか!?」
こんなたわいのない会話が弾むのも常連さんとならではなのです。(虐めてるワケではありません)


 

「いよいよ」という感じでタイヤ交換も始まりました。着実に春が近づいてます。


 

今月もまた出張現場でいろいろな作業をさせていただきました。
世話になってる皆さんへの恩返しはこれくらいしかできませんので、お車に何かあった場合は遠慮なくご相談ください。
私の携帯は24時間/365日電源が入ってます!ので、通知してある皆さんは遠慮なくどーぞ。


■VW 2012/2

 

派手な仕事をしたあとは数日を置いて事後チェックに入庫いただいてます。
目視は勿論、ついでにちょっとしたフォルトチェックも行います。


 

「水溜りに入ったらチェックエンジンが点灯した」とのことなのでまずこのへん↑を疑ってますが、電スロも怪しいところ。
いつものフォルトコードに「よぉ〜、久しぶり!」なんて話しかけながらやってますが(笑)ったく、こいつらときたら・・・


 

「屋根に積もった雪を降ろそうとしてついうっかり・・・」そうそう、この高さなんて楽勝に埋もれましたからね。
ベースが持っていかれなかったのが不幸中の幸いですが、今年はコレで二例目ですわ。


■VW 2012/1

 

年末に嫁ぎ先から「車高上げて!」コールが入ったGOLF3.5。宗一郎のために作ったのがえーっと・・・ん?もう9年も前か!
いくらどシャコタンSPL仕様だといってもそりゃマウントも何もダルダルになるわけだ。ってことで車高UP!&リフレッシュ♪です。
マウント類はもちろんすべて純正を使い、ついでに見渡して「ありゃりゃ!?」ってところも換えちゃいます。


 

マウント類はもうちょい強度が欲しいところはGTi用を使ったりして、自分なりにアレンジ+イメージしながら選択してみました。
にしてもリアのCリングをビルシュタインの指定置より3cmも下がったところに溝を新設して装着してたとは・・・若気の至りですな。
使われてなかった溝はもうサビててたいへん!でしたが、なんとか使えるところまで修復⇒車高を上げることができました。




もちろんサビや汚れはできるかぎり綺麗に洗浄しながらリフレッシュ作業を進めます。
綺麗にしてから要所を新調したほうが気分もいいし、何より活躍してくれそうな顔になりますよね。
この子には思い入れもあるし、まだまだガンバってもらわないと!なのでなおさらです。


 

上から見ても下から見ても・・・その工程がぜんぜん見えてこないBORA V6/4motionのクラッチ交換。
目黒さんちで場所と知恵借りて+VWサテライトの三条ダイハツにマニュアル出してもらいながら進行します。


 

エンジン落ちんじゃね?ってくらいバラバラ(笑)。トルクロッドどころかメンバーなど邪魔になりそうなの全て取っ払います。


 

マフラーも邪魔、プロペラシャフトも邪魔、あれもこれも次々と・・・


 

マニュアル見るとトランスファーごと降ろす画になってますが、「工具ねぇし、バックプレートあるし、外さんと降りねろ」ってことで。


 

トランスファー外して「2-motion」にしてしまえばFFみたいなモンですが、外した奥にほら、まだボルトが居ましたよ(笑)。
だいたいこのバックプレートをどうやってかわせってんでしょ??ま、マニュアルはあくまで参考ということですね。


 

レリーズはジャリジャリで崩壊寸前 w。ディスクはリベットが顔を出しそうだしカバーは焼けて・・・凄まじい状況です。


 

スチームでシュバっと洗浄したいところでしたがヘンなとこに水が入ったら万事休すなのでクリーナーでざっくり洗浄。
それにしてもこのレリーズの仕組みは実におもしろいですね。シリンダーだけが壊れる可能性なんて考えてねぇんだろうな。
SSTでディスクのセンター出して⇒規定トルクでカバーを締め付けたら⇒や〜っと折り返し地点ということです。ハァ。。。



 

皆さんのアドバイスのおかげで気の遠くなるような作業もランニング&フォルトチェックを経て無事終えることができました!
目黒モータースの皆さん、三条ダイハツVW担当のWさん、本当にお世話になりましたっ!



 

最近のVW/audiって何でフィルター外すとオイルがこぼれる構造なんでしょ?
もうちょい受け側をせり上がらせるとか、ふつーに考えればなんとかなりそうなモンですが・・・




ちょいと外れて愚痴ってしまいましたが(笑)それはさておき、やっぱMOTULは秀逸です。
「体感できるオイル」の一つだと思いますので、機会があればぜひこのフィーリングを味わってみてください。